どうも!わびさびです!
みなさん日々のお仕事や勉強おつかれさまです。
目標をもって努力を重ねることはとても素晴らしいことですよね。
「成長」するために努力をするわけですが、
その努力のベクトルが「安定」に向いてはいないでしょうか?
今回は高校時代の自分の頭にはなかった
顧問の教訓をみなさんにお伝えしたいと思います。
弓道をやったからこそ知った考え方
自分は高校時代弓道部に所属していました。
勘違いされがちですが、弓道はアーチェリーとは違い
的のどこに当たったかの得点で競い合うわけではありません。
的に当たった本数で競います。的のどこにあててもいいわけです。
それを4本ずつもって5人の団体で戦うのが基本です。
5人の当たった合計本数で勝敗が決まります。
練習ではいかなる状況でも同じように弓を引き、同じタイミングで矢を放ち、
冷静にまとにおさめていく。
基本はこのルーティーンなのです。やったことのない人から見ると
「なんだ簡単そうじゃん」と思われがちですが、
同じことを狂いなく全く同じように繰り返すことが
どれだけ難しいことなのか弓道を通して学びました。
「安定」してあて続けていれば勝てる。
「安定」するように練習を頑張っていました。
しかし、ある日のミーティングでの顧問の言葉でこの考えは変わりました。
「安定を目指した先に安定はない。もっとうまくなろうと努力するその過程に安定が生まれる。」
「安定を目指した努力。それは停滞でしかない。」
何年も前の話なのですが、この言葉だけははっきりと覚えています。
それだけ当時の自分には衝撃だったんでしょうね。
努力し続けるからこそ安定しはじめる
これはスポーツだけの話ではなく自分のこれからの人生にもいえることだなと思っています。
社会人になってからは勉強することもなくなったし、
何かに夢中になってひたすら頑張るなんてこともなくなりました。
これを見てくださっているみなさんも同じような状況の人が多いのではないでしょうか。
誰しもそうだと思います。
ですが社会人になって仕事を始めたばかりの頃は
嫌でもいろいろなことを覚えないといけないし、
スポーツを始めたばかりの頃は
きついトレーニングをしないといけなかったり、
ルールや戦術を覚えないといけない。
それらは努力と呼べるわけで
当時はいそがしくてとても安定とは言えなかったはずです。
過去と比べて今の自分はどうでしょう?
仕事は今でも覚えることはあるが、
昔ほどきつくないし余裕ができはじめている。
練習は今でもきついが、
体力はつきはじめてきたし、結果もついてきている。
やはり余裕や安定というのは
努力の延長上にあると言えるのではないでしょうか。
努力の意味を見いだすことができた
自分は今も野球をつづけていて、
バッティングや守備の練習
新しくピッチャーに挑戦しはじめたりと
努力できる環境にあります。
こうやってブログを書いたり
資格の勉強をしたり新しいことに
チャレンジしています。
これらは今すぐにどうなるものでも
ありません。
ではなぜ努力をしている?
努力を続けることでしか
目標と安定にたどりつけないから。
顧問の教えを胸に
努力し続ける自分でありたいですね。