バッティングフォーム研究

フィンガーグリップとパームグリップについて 中間のセミフィンガーグリップがおすすめ!

どうも!わびさびです!

今回はグリップの握り方フィンガーグリップとパームグリップについて解説していきたいと思います。
みなさんはバットを握るときに手のどの部分に当てて握ろうか?と深く考えたことはありますか?
フィンガーグリップとパームグリップそれぞれにメリット、デメリットがあるのですが、
わたくしわびさびはいいとこ取りできるセミフィンガーグリップをおすすめします!
自分が思い描く理想のバッター像によって握り方は変わってきますし、人によって合う握り合わない握りがあります。
フィンガーグリップ、パームグリップ、セミフィンガーグリップ
3つの握りの特徴をまとめましたので、ご覧ください。

フィンガーグリップの特徴

手首を柔らかくつかえるのでバットコントロールがしやすい

パワーをバットに伝えにくい

これらの特徴からアベレージヒッターを目指す人に向いています。
追い込まれたときにきわどいボールはファールにして三振を逃れる
長打よりもシングルヒットを量産したいという方にはおすすめできます。
イメージしやすいのはイチロー選手ですね。
「長打やホームランを打ちたいんだ!」
といった方には合わない握り方になりそうです。

パームグリップの特徴

インパクトの瞬間に強くボールを押し込める

手首が固定されるのでバットコントロールはしづらい

これらの特徴かパワーヒッターを目指す人に向いています。
ボールを乗せて運ぶというよりぶつかるような感覚があります。
体幹が強くて、回転を意識したフォームの方にはおすすめできます。
イメージしやすいのはバリーボンズ選手でしょうか。

2つの握り方を試して感じた良いところと悪いところ

フィンガーグリップ

バットをしならせてヘッドスピードが上がる感覚があった

あまりにも力のない打球が増えた

パームグリップ

レベルスイングがしやすく、ボールのライン上に長くバットを入れられる

軟式のボールは硬式のように回転をかける打ち方をすると
ポップフライになりやすいため、レベルスイングができると
ボールをとらえる確率が上がります。

打球がいまいち伸びない

レベルスイングできるととらえる確率は上がりますが、
ボールの回転数は下がるので思ったより打球が伸びません。
自分はパームグリップは合わないなぁという感じでした。

いいとこ取りできるセミフィンガーグリップがおすすめ!

フィンガーグリップもパームグリップもいまいちしっくりこない...
そんなときに見つけたのがセミフィンガーグリップというものでした。
グリップの持ち方はゴルフと共通しているところがあると知り、
調べているときにゴルフの記事に行き着いて、そこで初めて
セミフィンガーグリップを見つけました。
このセミフィンガーグリップですが言葉の通り
フィンガーグリップとパームグリップのちょうど
中間あたりで握ります。
試してみると、フィンガーグリップとパームグリップの
良いところをバランスよく取り入れることができました。

  • ガッチリ握っている感覚はなくほどよく力が抜ける
  • バットコントロールもしやすい
  • ボールをしっかりとらえる感覚があり、乗せる感覚もある
  • フィンガーグリップほどではないが、ヘッドが走る感覚も残る
  • ボールに適度な回転をかけられるため、打球が伸びる

これだけの利点があります。
どちらかにかたよるわけではなく、あらゆる面で
バランスの良いバッティングができるようになります。
小柄な自分でも長打も打てて、打率も上がって
カットして粘ることもできるようになったので
セミフィンガーグリップを試して良かったと思っています。

まとめ

今回はフィンガーグリップ、パームグリップ、セミフィンガーグリップ
3つの特徴についてまとめました。
「握り方はあまり気にしていなかったなあ」という方は
これを機に握り方を見直してみてはいかがでしょうか?
人によって握りやすさに違いはあると思いますが、
自分はセミフィンガーグリップを強くおすすめします!
右手はフィンガー、左手はパームグリップにして・・・など
片手ずつ握り方を変えてみるのも新たな発見があって
おもしろいかもしれません♪

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